沖縄に行ってきた 3/3

(3/28 書き終わり)
早朝、ホテル。 ついに最終日…。「3月に T シャツ一丁」というのにも慣れてきたのに。まぁ最後まで楽しもう。
朝、那覇バスターミナル 昨日と同じくバスターミナルへ。でも今日は行き先が南部。さて乗るべきバスのバス停はどれか…あれ、ない? 探してみると「糸満バスターミナルへは対面のホテルの前から出ます」の文字が。え、発車時刻 1 分前だよ!
 結局よくわからないバスに乗り、糸満バスターミナルにつくも後続のバスがない。…しまった休日の時刻表を見ていたようだ。今日は月曜、平日じゃん! 結局近くのコンビニに泊まって休憩していたタクシーにお願いして目的地へ連れていってもらうことに。
午前、ひめゆりの塔 沖縄に行くと決めた時、3つテーマがあった。一つは琉球、一つは米軍、そして最後が沖縄戦である。行かないわけにはいかなかった、ひめゆりの塔

 小さい。でも戦後すぐ、鉄も木も石もない時に立てられた石碑で、当時の人の思いがつまっているのだとか。ちなみによく写真などで紹介されているのは、石碑の後ろにある納骨堂。私は事前に人から聞いていたからわかったけど、これはわかりにくい。

 さらに奥のひめゆり平和記念資料館を見学する。…なんというか、言葉にならない。最初の展示室では沖縄戦前のひめゆり部隊が展示されている。戦時中とはいえ、普通の女学生が描かれている。それが展示が進むにつれて、あの悲惨な最後にいたるその落差はすごい。特に生存者が当時を語った文書が大量に展示されている第四展示室では、もう何も言えなくなってしまった。 
 資料館を出て、次の目的地へのバスを待つ。放心が収まらずに感覚は薄いのだが、しかし暑い。麦わら帽とサトウキビをその場でしぼったジュースを買う。サトウキビジュースは、なぜか溶けた小倉アイスのような味がした。

午前、平和記念公園 沖縄県平和祈念資料館や沖縄平和祈念堂もあるけど、そもそもその広大な敷地と海の景色が美しい。

 平和の礎。 沖縄戦で亡くなった方、すべての名が記された石碑群。

 さらに坂を登ったところに霊域参道というものを発見。32府県の慰霊碑が並ぶ。不謹慎だが、各県ごとの個性が出ていて面白かった。
 …なんて見ていたら、一時間に一本のバスを逃す。しかたないのでタクシーで次の目的地へ。
昼、おきなわワールド 玉泉洞・文化村 …腹が減った。とにもかくにも飯だ。お土産物屋エリアにある沖縄そば屋でソーキそばと大東寿司。

 腹が膨れた所で玉泉洞へ。鍾乳洞なのだけど…つい先日秋芳洞を見てきしまったのであまり感動がない。
 熱帯フルーツ園でドラゴンフルーツを食う。洋梨とキウイを足して酸味を抜いたような味。見た目は派手なのにね。 

 ハブ博物公園に行ったら 「ハブ vs マングース、始まります!」のアナウンスが。あれ、動物愛護法の影響で中止になったのじゃなかったっけ? 見に行ったところ、"vs" とは言っても殺し合いではなく水泳競争。写真のパイプの中を海蛇とマングースが泳ぎ、端っこに早く着いた方が勝ちというものですが…マングースは溺れぬよう犬かきして可愛かったものの、海蛇は沈むだけで全く泳がず。ぐだぐだ。 

 土産物売り場が立派だったので色々購入してたら飛行機出立まで 90 分を切っていたのでタクシーにぶっ飛ばしてもらう。
午後、那覇空港 月曜なのだけどやっぱりジャンプは売ってなく、発売日から 2 日立った SQ もない。仕方ないのでいつ発売だったかよくわからないイブニングを買って飛行機へ。
夜、羽田空港 タラップを降りたら気温 6 度、さらに雨。 つい 2 時間前まで 30 度近いところにいて、タクシーの中では冷房までつけていたのに…。急いでコートを着込んだが、麦藁帽子と一緒だとシュールすぎる。とりあえず風邪を引かないよう急いで帰宅。旅、終了!