■朝、福井。 6時過ぎには起き、朝風呂に入り、7時前には朝飯を食い終わる。旅先なのにやたらと健康な生活。さて、今日も出かけましょー。まずは九頭竜川(の支流?)に沿って駅へ。
■午前、三国港。 えちぜん鉄道にひたすら乗る。最初は通学途中の学生でいっぱい、みんな期末テストの勉強をしていて何か申し訳ない気持ちになったけど、彼らが降りたあとは、田んぼのど真ん中をつっきる単線の旅を堪能。 (写真は福井駅の永平寺線)
三国港より目指すは東尋坊。んー、徒歩30分ぐらいかな…。この見積が大抵外れることは薄々感じてはいたのだけど、出発。…あれが目指すべき東尋坊タワーかな?
密漁…? のぼりを立てるほど頻発してるの?
磯に降りてみると遠浅で、たしかに貝とか取れそうではあるけど。
途中から荒磯遊歩道というところに入ってまた歩く。…あ。やっとそれらしきものが。なおこのイメージを払拭するためなのか、以後もこれ関連のものは見当たりませんでした。
…お、やっと東尋坊到着かな?
■午前、東尋坊。 なんというか、すごい岩場。…なんでここが自●スポットなのだかわからない。単純に海から高いから?
観光フェリーが出ていたので乗ってみる。まずは近くの雄島というところを見る。
(観光ガイド)「この橋は江ノ島をモデルに作られたもので…」
…そういうこと言うなよぉ…。道理で最近見覚えがある光景だと思ったよ!
でもこの岩は面白かった。複数の岩が平行になっているのは波で削られてできるからだそうだけど、それにしてもこんな形になるのか…。
フェリーは東尋坊に戻る。
(観光ガイド)「東尋坊の名前の由来は、悪行三昧のために恨みを買って突き落とされた僧侶『東尋坊』より取られております。」
え。なんだよ、自●スポットではなくて他●発祥の地なんじゃないか! ここは火サスの最後で犯人が自白するシーンのロケ地として有名だけど、その伝説を下地に考えると、最後に刑事さんを突き落とすんじゃないのかと思ってしまう…。
■昼、福井。 売店で生ビールをあおってからバスに乗って三国駅、そしてえちぜん鉄道に乗って福井に戻る。次の目的地への直通バスもあったのだけど、座りっぱなしが嫌なのでこのルート。
時間の余裕は30分無いけど昼飯。駅前にあったチェーン店っぽい小川家でソースかつ丼をかっこむ。このウスターソースの味、野菜が一片も入っていない中身、これぞ男の子の味。
■午後、永平寺。 福井から直通バスに揺られて30分、曹洞宗の大本山へ。
お寺の見学にあたり、まずは広間で説明を受ける。
「道元禅師の教えでは生きること全てが修行となっております。特に浴室と東司(トイレ)と僧堂は私語禁止です。」
三黙道場と言うらしいけど、私にはちょっと…。風呂とトイレと飯の時は気を抜かせて欲しい…。それを耐えるのが修行なのか。
見学は宗教施設というより山の中の木造建築として興味を持って見て面白かった。
■午後、福井。 名物のおろしそばをまだ食べていなかったので、急いでさのや片町店へ。きしめんみたいな打ち方の麺でうまかった。
で、特急しらなみ経由で帰りましたとさ。