DDT 武道館大会に行ってきた

■メインがすごかった…これはベストバウトまちがいなしでしょう。 全体を観ても、ダークマッチを含めて5時間半もあったのに全くダレない良い大会でした。ベスト興業も確定か?
■写真とかは別途はります。
試合前。 開演2時間前になってやっと連絡の着いた友人を待ちつつ武道館を見る。武道館に来るのは久しぶり…というかビッグマッチは行かない(高いわりに見難いからw)。もしかしたら前に来たのは Noah、丸藤チャンピオン・三沢挑戦者のあの試合か? とすると 6 年ぶりになる。あの頃 Noah は年4回武道館大会をやっていた。今は Noah はおろかプロレス・格闘技を通じて今年武道館で大会を行うのは DDT だけである。その当たりは複雑だけど、自分の応援している団体がその「唯一」なのは誇らしい。


第0試合:マッスル。3:20 開始のはずが、機材の調子が悪く10分近く遅れて開始。私が DDT を見始めた頃にマッスルは最終回を迎えたので、リアルで見るマッスルはこれが初めて。藤岡メガネさん(写真右)、本当にガリですね(褒め言葉)。

試合は何故か24時間テレビのパクリでマラソンをしたり、今度開店するマッサージ店の宣伝だったり。最後はみんなでマッスルマッスル。
第1試合:ガントレットマッチ。色々な組み合わせが楽しかったけど、何よりも光留vs坂口征夫がすばらしい。光留は女性用競泳水着、坂口は半身に刺青びっしりなので、見た目は「変態 vs その筋の人」なのに、相当な格闘技ライクのプロレスをやっているという。なんかもう頭が混乱して面白すぎた。

第2試合:アイアンマンランブル。王者のニラ、バラエティ班班長の大鷲が全然目立たなかった試合。そのくらいクセのあるレスラーが揃ってた。紫雷美央はいいなぁ。
第3試合:竹下デビュー戦。現地で見ていた時は普通にいい試合だったのだけど、ニアライブで見ると、竹下の胸板が内出血で真っ黒。ジェネリコ、どんだけ本気でチョップ打ってたんだ。
第4試合:サッカーマッチ。火野の無駄遣い…と思ったけど思ったよりは面白かった。
第5試合:KOD タッグ選手権。んー、特に感想なし。
第6試合:大社長 vs 鈴木みのる。大社長だけハンデありで戦う試合。この「ハンデ」の付け方がさすが大社長。普通はモノとか凶器だろ!なんで最初のマミーセット以外は全部レスラーなんだよ!(笑)
 2番目にインパクトのあったのは「お色気大作戦」と称して出てきた愛川ゆず季。ちょっときわどい水着だろ…いいぞ、もっとやれ。
 そして最もインパクトがあったのは試合後。引退宣言、みのるに付き添いをお願いする大社長、しんみりする会場。引退のテンカウントが半分ほどになったとこで…「嘘じゃあああ!!」 と撤回、スタナーを仕掛ける大社長。ここまでの流れは予想できたけど爆笑。でもその後がすごかった。「5年後、この会場でおれとまた対戦しろ!」 ディスプレイに表示されたのは…東京ドーム! マジか!?今やプロレスでは年一回、新日が正月にやるのが開催されるのが関の山なのに? …いや、DDT ならできるよ!5年後絶対見に行くよ!
第7試合:ハードコアマッチ。大日本から伊東竜二が来ると聞いて「蛍光灯マッチか!」と期待していたのだけど、それは『デスマッチ』。それは武道館が許さなかった模様。代わりに凶器自由のハードコアマッチとなりました。となれば机折りのダイビングボディプレスだよね!堪能しました。それにしても真壁は風格がある。

セミファイナル:男色ディーノ vs 透明人間男色ディーノが世に知られるようになった試合のリメイク。
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…と言っていいものやら。見えないはずのレスラーが見えた。でも最後の方がよく見えず…あとで透明人間が高木三四郎の声で喋った時、嗚呼あれはスタナーだったのか…とわかったのである。…うん、何を言っているかよくわからんと思うけど、たしかなんだ。
ファイナル:飯伏 vs ケニー。前の試合からの「ミュージック、スタート!」の声と共にケニーのテーマが鳴り響く。新アレンジは前奏が長すぎて新木場や後楽園だとグダグダなのだけど、さすがに大会場だと響く。それがいい! (動画は旧バージョン)

 それはともかく試合の感想なのだけど…なんというか、これはもう言葉にならない。試合の前半から飛ばしていたのだよ。エプロンへのハーフ・ネルソンとか、場外へのドロップキックとか、花道でのドラゴン・スープレックスとか。でも当然といえば当然、それでは終わらなかった。飯伏の目は爛々と輝いていた。ケニーは受ける気満々だった、その上で勝つつもりだった。武道館1F からアリーナへのラ・ケプラーダ。奈落式のフランケンシュタイナー「もういいよ、おまえらがすごいのはわかったから! このままだとどっちか、いやどっちもしんじゃうよ!」 と叫ぶ、でもそれ以上を見たい自分もいる。なんかもうどうしたらいいのかわからないテンション。最後には、公開練習だけで本番では出ないだろうと思っていた雪崩式フェニックス・スープレックス、それでも決まらずにフェニックス・スプラッシュで 3 カウント。
試合後サンプラザ中野くんが「大きな玉ねぎの下で」を歌いながらエンディング。この武道館で今年も会えなかった文通カップルも「行けなかったけどニアライブで見たわ〜。あー、現地で見たかった!」などとチャットしているはず。
 そして来年のビッグマッチ発表。両国二連戦はすばらしいのだけど、おそらくコミケと丸かぶりだなぁ…。コピー本作る締め切り、早めないと…。
◆参考リンク

公式・マスコミ

DDT 公式の記事
カクトウログの記事
レフェリー松井のブログ記事

観戦記(写真メイン)

たこ焼きマシン.com のプロレス観戦記
Extreme Party の記事

blog 記事

三田美代子のブログ記事
多重ロマンチックの記事
Ali della liberta (in Stadio)の blog 記事
DJ Homerun のブログ記事
ブラックアイの記事 飯伏幸太「MAXまでやったと思います」、2013年両国初日は異業種コラボ〜8.18 DDT・日本武道館大会まとめ