映画版「空の境界」1話と2話を見てきた

■前日から泊まっていた K 氏を引き連れ、第一章を池袋のモーニングショーで観賞。そしたらどうにも第 二章が見たくなってしまい、K 氏を見送ってから新宿の上映館にダッシュ、前売り券を購入。そして同窓会終了と同時に S 氏とダッシュ、観賞したのでした。 …前からわかっていたけど、わしは堪え性が無いな…。
■内容は…ネタばれできないので言えませんが、でき自体はとても良かったと思います。あの複雑怪奇なストーリーを良くぞここまでシンプルにまとめたな、と。
■観賞前まで私は「空の境界」を他のきのこ作品と同様、現代にファンタジー要素を理論立てて組み込んだ世界観ヴァン・ダインに間違いなく怒られる叙述トリックの連鎖、そして中田譲治の演じる魅力溢れる悪役で構成された作品だと思っていたのです。が、映画スタッフは「異常な男女のラブストーリー」という、大変シンプルな捉え方をして作っています。そりゃ異常な男女の周りでは異常な出来事が起こって当然、でもメインはこの二人の異常な関係なのだと。 そのおかげで映画には向いていないはずの複雑なストーリーをすんなり楽しめます。すんなり過ぎて、50分では短すぎるとも思いました。おすすめです。
■あー、第3章、まだかな…。