伊勢参りに行ってきた -1日目。

■毎年恒例、日本シリーズ旅行! 土曜に夜勤があるとは言え、なんとか月曜の休暇ももぎ取り準備万端! …のはずだったのだが、肝心の札幌ドームのチケットが取れなかった。 逆に、東京ドームは取れてしまった。 中途半端にできた 11/1-2 の休暇、そして旅行欲。…どうしよう? 2日で帰ってこれて、そこそこ面白い旅…と考えた結果、伊勢参りを思いつく。どうも式年遷宮という20年に一度のイベントが 11/3 にあって混むようなのだが、前日ならまだマシだろう。「全県庁巡りの旅」の補完にもなるし決定!
午前、東京駅。

夜勤明け 2 時間で起きて気持ち悪い…吐き気と頭痛が。旅はキャンセルしようかと思ったけど自分を奮い立たせる。
昼、名古屋駅到着。珍しく食欲はあまりないけど腹は減っているので飯。

駅ホームにあるスタンド・住吉かき揚げ入りきしめん。tabelog ではホームごとに分かれている(!)のでわざわざ3・4番ホームの店に入る。久々だったせいか讃岐うどんのような出汁を想像していて、濃い味に驚いたけど旨かった。
 さてここから伊勢へ行くのだが、普通は近鉄特急らしい。が、次の電車まで時間が…。ふと見ると JR の「快速みえ」がすぐ出る模様。到着までの時間も大して変わらないし、これでいいか…

…椅子が硬い。指定席券を一応買ったのに…。これで1時間以上はきつかったとです。
夕方、伊勢到着。 旅は2日の予定なのに、何故1日目にいきなり旅の目的地に来たか? 夜勤明けでフラフラしているし、そもそも雨降ってるし、泊まるなら翌日に行けばいいのではないか? 答えは簡単、伊勢神宮は2つあるから1個ずつ行こうということ。調べて初めて知ったのだが、外宮内宮の2つあるらしい。外宮の方が駅から近いので、1日目はこちらに。

 外宮、正式名称「豊受大神宮」の入り口。雨の神社というのも雰囲気があって悪くはない。深い森の中に感じる清らかな空気、なんとなく明治神宮に似ている気がする。明治神宮を荒削りにして、でも歴史の重さをより加えたような感じだろうか。

外宮正殿。御簾に隠されて見えない…。御簾の向こうは一応横から覗けるのだが(写真禁止)、それも次の門まで。 うーん。

 こちらは別宮・風宮。 正殿もこのような系統の建物でした。
 その後、雨が強くなってきたので帰ることに。途中で門前町のようなものを見たのですが…なんかすごい寂れている。平日とはいえ、日本で一番の神社のはずなのに…?
夜、鳥羽。 観光のメインは伊勢なので伊勢に泊まろうかと思ったのですが…せっかくの旅行、どうせなら温泉がいい! ということで近くの鳥羽まで。なお当初は池波正太郎絶賛の志摩の観光ホテルを検討していたのですが、調べたらカレー一杯14000円というリッチホテル、身の程に合わないとわかったので断念。結局選らんだのはかんぽの宿・鳥羽。民営化前と後で変わってしまうのだろうか、であれば今のうちに泊まってみるのも面白いのでは?とチョイス。結果この選択は良かった。
 今度は近鉄電車に乗車。少し早めに着いたので駅の周りでも歩こうかと思ったのですが、冬の夜は早くて外は真っ暗…というか豪雨。2時間に一本のバスを待つのもアホらしくなってきたのでタクシー。
 広い温泉に入ってお食事。まずは伊勢海老ー!

うまーい! 新潟のアカエビも旨かったが、なんというか新鮮なイセエビはまたレベルが違う。甘さと歯応えがすごい。写真は他にマグロや白身など。貝が、ホタテを食べやすくしたような感じで旨かったのだが、名前を忘れてしまった…。

ガンバ煮 (という名前だったと思う…)。白身魚の揚げ物のスープ煮。出汁が旨い。これはむしろ酒の後の締めに欲しい。

ナスの味噌田楽。酒の肴として珠玉。これだけで地酒・志摩大漁を2本もあけてしまった。
 他、茶碗蒸しだのすき焼きだの手こね寿司だの、たっぷり出てきたけど全部(なんとか)平らげる。元公共の宿だからか、私以外のお客はみんな年配の方ばかりだったので結構残していた様子。民営化したらこのあたりは修正されてしまうのかも。
 部屋の戻って、また温泉に行こうと思ったのだが…眠い。気がつくとダルビッシュ勝利者インタビューを受けていた。思えばこんな時間に布団にいるのはどれくらいぶりだろう…。これぞ贅沢。このまま寝ることにする。
 寝る前に気がついたこと。三重だからか、テレビが地元亀山で製造された AQUOS だ!

 でも地上デジタルじゃない、アナログ放送だ! 意味ねー!