新潟に行ってきた その2

7時過ぎ、新潟。ほぼ眠れないまま夜が明ける。テレビをつけると逆転裁判のミュージカルが! がっちりマンデーカプコン特集だった…。起き抜けにきつい。
9時前、新潟。レンタカーを借りて街を出る。私は運転苦手なので友人任せ…今回の旅は本当におんぶに抱っこだ。アリガトウゴザイマス。 でも地方に行くとどこに出るにも車が必要で困る。「観光地など人の集まる場所は駅の近くにできる」or「観光地など人の集まる場所の近くに駅を作る」という発想がないのよねー。
10時前、月岡温泉今回の目的地の一つである月岡温泉に到着。

温泉というのは2種類、観光地と歓楽地があると思っていたのですが、ここはどちらに当てはまらない。敢えて言うと湯治場? 山に入る一歩手前の平地にあり、写真のとおり風光明媚ではあるのですが、逆に他になにもなく地味。 イメージとしては
 月岡温泉 = 白子温泉 - 海 + 山 - テニス
といった感じ。「ぼくのなつやすみ」に親戚の家として出てきそうな場所であって、温泉地としては物足りない。
…などと思っていたら、なんと! ここにはもう一つ目玉があったのです。その名も月岡タワー!

…なんの祭壇かと。たぶんここに登って邪神の像をかかげるとまやかしが解けて村人たちがモンスターに…。そう思うと、風に揺られてなる鐘の音がおどろおどろしいものに聞こえて…。
 あまりこんな事ばかり書いていると怒られるのでちゃんと書くと、ここは『恋人の聖地』月岡カリオンパークの一部で、ここに錠前をくくりつけて鐘を鳴らすとハッピーになれるのだとか。そもそも月岡温泉がラバーメンの街として売り出そうとしているようで、ぶらさんデートマップなどもありました。…いや、でも邪神の像(略)。

 せっかくなので温泉に入ろうと公共施設ほうづきの里へ。福祉施設も兼ねているということで施設としては普通、でも温泉は硫黄臭のある良い温泉でした。
 湯の後に街を散歩。酒天湯子なる呑み比べイベントをやっているようで、うぅ、これなら泊まりたかった。お土産に温泉饅頭を買う。美味。
12時前、新潟競馬場 延々と広がる黄金色の田園、それを一直線に突っ切る線路。月岡を後に車は走る。

次なる目的地は新潟競馬場

私が「一度競馬場に行ってみたい!」と言っていたのでプランに入れてくれたとか。嬉しいが…あれ、何時言ったっけ…。最近記憶管理がやばい。

競馬に限りませんが、現場で観戦する時の何よりの違いは「音」。テレビ中継では消されてしまう「騒音」が気分を昂揚させてくれる。特にここは直線コースが名物なのだそうで、ゴールに向かって鎬を削る馬のドドドッ!という足音と応援の歓声が体に響くようで、すばらしかった!

なお、これが私の初競馬観戦。ダビスタすらやったことがなく、馬のことは全くわからないのですが、せっかくなので馬券を買ってみることに。こうなったら名前で選ぶしかない。…じゃぁこのインテグリティって馬に100円! 結果、パドックで怪我したために 出走取り消し 競走除外! ある意味私らしいオチでした…。
なおレース結果はこちら。
16時前、新潟。 予定より一本早い新幹線に乗って帰京。結局丸一日しか滞在しませんでした、充実した旅でした。また行きたい。