稚内と礼文島に行ってきた (1/3)

朝、羽田空港。半年前の ANA のスーパーバリューセールで買ったチケットをようやく使う時が来た。向かう先は最北の地、稚内今年の頭に「やりたいこと」と宣言したことをやっと1つこなせる。…だた、平年並みの気温20℃ぐらいの過ごしやすい稚内を想定していたのだけど、、どうも気温10℃ぐらいに下がってしまっているらしい。しかも雨。…これは、いつもの不運が爆発してしまったか? まぁでもそれはそれで楽しめるんじゃないかな。。衣替えで仕舞ったインナーダウンを引っ張り出してリュックに入れて、いざ搭乗!

昼、稚内空港宗谷岬。飛行機を出て空港ロビーに着くと…寒い。急いでシャツをズボンの中に入れ、ダウンを着込む。外に出ると小雨とやや強めの風。予報では1時間ぐらいで雨が止むとのことだが。。

とりあえず最北の地、宗谷岬へ。夏季はアクティブバスという観光バスがあるようなのでそちらに。後方に駐輪スペースがある以外は普通の路線バスと変わらぬ様子。

バスは最北端の途中、宗谷丘陵の駐車場で止まってくれる。ここは絶景スポットなので写真撮影タイムがある。…のだが、この時点で外は大雨。運転手さんに「どうします?」と聞かれ、せっかくだからと外に出てみるが、、1枚写真撮って即退散。

宗谷公園も通り過ぎ、バスは宗谷岬へ。外は雨、それだけならともかく風が強い!折り畳み傘はすぐおちょこになるのでさせない!そうすると雨がコートに張り付いて寒い!もう6月下旬なのに!

耐えられないので近くのお土産物屋に緊急避難。中にあった流氷館という施設を見学。中には流氷がありました。

雨も風もやむ気配はないが、意を決して外へ。せめて写真の1枚は取るんだ。

ついでに近くにあったモニュメントを撮影。どうも音楽碑で、スイッチを押すと宗谷岬のメロディが流れるらしい。そんな余裕なかったよ!隣に間宮林蔵の像もあった気がするけど、写真に残ってないよ!

もう寒さに耐えられないのでランチだ。。最北の食堂で食べるホタテラーメンが体に染みる。。観光地価格&味と予想していたのだけど、これはうまいぞ?

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食後に Base Soya へ行って日本本土四極踏破証明書の最北 ver. をもらう。計画ではここでレンタサイクルを借りて、白い道を観ながら稚内に行くはずだったのだけど。。雨雲情報とにらめっこしながら待っていたけど、雨風は強くなるばかり。周辺の観光はあきらめて、早めの路線バスに乗ってホテルへ。チェックイン時も手がかじかんでうまくサインできなかった。。幸い風呂がもう空いていたので入浴、ひと眠り。。

夜、稚内駅周辺。ひと眠りしたら雨が上がったので町歩き。まずは明日に行くフェリー乗り場を予習しに行かねば。…と、踏切を越えたところに鹿の親子が!工場の駐車場みたいなところにも!奈良みたいな観光客慣れした鹿ではなく、本当に野生の鹿が町中に住んでいる。。。

フェリー乗り場の位置とホテルからかかる時間を確認した後には町の中の観光名所、北防波堤ドームへ。この柱がずーっと並ぶのが、伏見稲荷の千本鳥居みたいで美しい。そしてこの柱の向こう(道路側)で汽車と船の乗り換えがされていたのか。。

駅近くまで戻って夕食の店を探す。行こうと思っていた竹ちゃんは満席。これはセイコーマートで惣菜買って帰るか?と思ったところでホテルの前に「花楽」発見。事前の調査では、ここは写真とかに厳しいとのことで避けていたのだけど。。せっかくの旅先で地元の味を楽しまないのもったいない。意を決して入店してみることに。運よくカウンター席が空いていた。聞いてみると写真も値段を写さねば ok とのこと。楽しい時間を過ごせました。

なおカウンターで隣になったお客人に「どこから来たの?」と聞かれ「東京から」と答えたら「都知事選、大変だね!」と言われて恥ずかしかった。。。珍妙なことしているあいつら、許せねえ。

まずはタコザンギと塩ウニ。このウニはミョウバンを使っていないということで(そんなに食べなれていないけど)いつものウニとは風味が違った。これをちびちびなめながら酒を進める。

ビールで始めたのだけど、すぐに飲み切ったので地元の昆布焼酎に変えてみる。ウニに合わせるなら日本酒なのだろうけど珍しさからこちらを注文。いい香りで大正解。添えられた昆布も噛みながら楽しむ。

追加したのはホッケのちゃんちゃん焼き。ちゃんちゃん焼きは鮭というイメージだったのだけど、元祖はほっけなのだそう。辛めの味噌と、ホッケの皮目の風味があっておいしかった。さらにサービスで炊き立てのゆめぴりかを乗せてくれて、これが〆として良かったなあ。

なおカウンターのお客人に「東京では鶏肉でちゃんちゃん焼きしますよ」と話したら「そんなのただのみそ焼きだ!」と怒られましたw

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夜、宿。明日は早いので夜鳴きそばも食わずに寝る。ぐぅぐぅ。

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