小樽へ

■飛行機の時間の問題で、北海道にいられるのは精々半日。なら行くところ1つ、小樽! 鮨、うに丼、いくら! と言うわけで電車に飛び乗る。
■鈍行だったが、40分ほどで小樽到着。ここに来るのは鉄研以来なので 10 年以上前。あの時は本当にお金が無くて、せっかく小樽に来ても鮨など食えるはずも無し。それでも何か小樽っぽいものが食べたくて、駅のスタンド蕎麦で「潮そば」という、煮ホタテを具とした蕎麦を食べたような…。そしてその日がものすごく暑くてボーっとしていたこともあり、代金を払わずに店を出ようとして止められたような…。
 そんな思い出の店は、もう存在していないのであった。十年一昔。
■さて、では市内観光に行きますか…と言うところで B 氏が一言。
「あ、じゃぁ私はバス乗って札幌戻ります。」

はぁん?おまえ何しに小樽来た!?…ああ、バスに乗りに来たんでしたね…。

B 氏は「100円ショップで電池買うからここでお別れー」と言って去って行った。その表情には満面の笑みが浮かんでいた。
■その後は H 氏とぶらぶら市内観光。まずは有名な小樽運河。背景の山々も紅葉で非常に美しい。

ちなみにこの運河、撮る時はたいていこの角度から。何でかな?と思って見回してみると…逆側には牛●や洋服の青●の看板があって、景観を台無しにしている模様。空気読んでくれ。
■海まで行くと、中古車を大量に載せた船が。ロシアにでも運ぶのかな…。

■倉庫街の一軒、小樽倉庫 No.1 でホタテのバター焼きと小樽ビールをいただく。店内でもいただけるみたいだけど、あえて外で。

これがうまい。汁まで飲み干した。ちなみにこの店、なんかマスクの展示とかもやっている。ジョジョみたい。

出抜小路の澤崎水産で海鮮丼(3000円)。これを食いに小樽まで来たんだよ!

これがもう旨いの何のって。カニが甘い!いくらが甘い、ウニが濃い!ホタテも甘いけど、そのヒモまで甘いのは東京ではなかなか…。ご馳走様でした。
■H 氏がオルゴールを買いに行きたいというので、自転車を借りて東へ。途中の土産物屋で。

…ツッコミは入れない。あと「まりもっこり」は品が無さ過ぎると思います。
■道端の店で、念願のじゃが塩辛を手に入れたぞ!初めて食ったけどうめえええ。

■最後にマイセン・バターサンドでおなじみの六花堂の2階で休憩。ここで 80円のシュークリームを買うとコーヒーもついてくるのですが、このシュークリームが濃い味で甘くて旨い。赤字価格なんだろうけど、これを好きな時に買える人がうらやましい…。
■で、時間が来たので電車に。半日で小樽は厳しいなぁ…また今度来よう。
 帰りに、土産物屋で買ったジンギスカンキャラメルを H 氏と食う。…気が遠くなるほど不味かった…。