■いい加減休みが欲しい(中略)というわけで旅行に行ってきました。
■朝、羽田空港。 ちょっと羽田でやりたいことがあったので早めの高速バスに乗る…が、渋滞。 月末だからかな…。やきもきしていると電話が。何かと思えば業務のトラブル連絡。自分の担当ではない機器だけど、これは対応に呼ばれるかもしれない…。21世紀なのに電話連絡網を回し、鬱。
空港到着。トラブルの続報がないので、もうチェックインしてしまう。そして早めに来た理由、空港ラウンジへ。革張りの椅子に新聞読み放題、アルコール飲み放題。初めて来たけど、高級な漫画喫茶のような快適空間。…ただ周りはみんなビシっとスーツを決めたビジネスマン。出発までのリラックスをしているわけです。そこにリュックとジーパン、バックパッカースタイルの自分はちょっと似合わないなぁ。せめてジャケット着てくればよかったなー。
出発直前にもトラブルの続報はなし。もう飛行機に乗っちゃうよ!
■午前、大分空港。
…さて、この後どうしよう。 実は今回、時間がなくて旅行計画を全く立てられていない。飛行機と宿だけは取ってあって、後は当日までに決められるだろうと思っていたのだけど…。それなら寝不足なんだし遅い飛行機を取れば良かった、と思っても後の祭り。 どこに行くにしても高速バスの出発時刻は迫っている…ん?空港内の宣伝を見ると『杵築』というのがある。そしてバスの行き先にも。よし、そこに行こう!
■昼、杵築IC。 絵に描いたようなインターチェンジのバス停。
ということは当然、ここは街から遠く離れているのだった…。3.5 km ぐらい?
高速バスの運転手さんがタクシーを呼ぶか?と聞いてくれたけど、せっかくなので歩くことにする。(やっぱりタクシーが必要な距離なのか…と思いつつ)写真は道中見かけた、テイクアウト専門の唐揚げ屋。ああ、大分に来たのだなー。
■昼、杵築城。 30 分ほど歩いて市内中心地らしきところに到達。…それにしても腹が減った。 さっきの唐揚げ屋で買い食いすればよかった。街ではひいなめぐりというイベント開催中で、あちこちに立派な雛人形が飾られているのだけど、空腹で目に入らない。何か腹を満たせて、かつ地元っぽいものが食べられるところはないか…あ、城がある。そこに行けば観光客向けの何かあるだろう、と移動。 が、何も無し。がっくり。でもお城見物したら、限界を越えたのか空腹がちょっと治まった。
なお杵築城は日本で一番小さい城だそうです。天守閣だけ残った、ということでもないのね。
お城で他の展示館へのガイドをもらったので散策してみる。まずは勘定場の坂。いかにも城下町といった趣。
磯矢邸の飾り瓦。表から見えないところに牡丹を模した瓦が。粋でかっこいい。
(たしか大原邸)掛け軸型の雛人形。これ全部布なのです。
酢屋の坂から見た志保屋の坂。
志保屋の坂から見た酢屋の坂。サンドイッチ構造の城下町、面白いな。
で、きつき城下町資料館に行ったのですが…空腹がもう限界。出たところにあった飯屋に入る。
とり天&だんご汁定食。これぞ大分の観光食w。小鉢は魚のヅケっぽかったけど、これも郷土料理の「りゅうきゅう」だったのかな? おいしゅうございました。
- ジャンル:定食・食堂
- 住所: 杵築市大字南杵築
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- (写真提供:ぷりんとうさん)
…ところが、歩いても歩いてもたどり着かない。それもそのはず、実際は 6km ほどあったのです。観光マップの縮尺がおかしかった…。
だいぶ歩いたのだけど、このままでは電車に間に合わない…となると、おそらく何もないであろう田舎駅でまた1時間以上待つことになる。さすがに勘弁なので、通りがかったバスに乗りました。杵築駅はとてもキレイで良い感じの駅でした。すぐに電車の発車時間だったので写真をあまり取れなかったのが残念。
■夜、大分駅。 別府の宿でチェックインしてから大分へ。地方の電車というととにかく本数が少ないイメージだけど、別府⇔大分間は1時間に2,3本あって便利。一本は特急で、300円余計に取られるけど。
アニメイトで漫画を買ってから飯。調べておいた郷土料理こつこつ庵へ。
関アジの刺身と"矢切のわた酢" (この店は基本、メニュー名がダジャレ)。関アジ普通。わた酢は美味しかった。店主いわくカンパチのワタだそうで、あっさりしたあん肝のよう。
椎茸豆腐。しいたけを刻んで味噌と和えて、豆腐と一緒に焼いたもの。九州なのでお酒は焼酎にしていたのだけど、味噌にはやっぱり日本酒!と再認識させられた一品。超うまい。
■夜、別府。 宿に戻って温泉に入って寝る。