島根・鳥取に行ってきた -2/3-

■7時20分、フロントからの朝食コールで前に起きる。 朝風呂を浴びて朝食、チェックアウト。天気は残念ながらの雨。でも出歩けないほどでもない。この程度なら大丈夫、いざ2日目スタート!
朝、宍道湖 湖面に蜆取りの漁船が浮かぶ。なかなか風流な光景だ。 水曜はお休みらしいので、見れたのも運がいい。

なんて思いながら岸を歩いていると「ピーヒョロロー」という鳴き声とカラスの倍はある鳥の影が。トンビである。「鳶に油揚げをさらわれる」なんて諺があるぐらいなので、油揚げを食う程度の大きさの鳥だと思っていたのだが…でかい。 そのでかい鳥がわんさと岸辺に留まっている。 私の宍道湖のイメージは一度に「トンビ」となってしまった。

朝、竹島資料室時間が無かったので寄らなかったけど看板の写真だけ。それにしても「かえせ」はおかしい気がする。北方領土とは違い、一度でも公式に奪われたのではなく、隣国がかってに自分のものだと主張したものである。「近寄らせるな」が正しいかな?

午前、松江城 天守閣からは宍道湖と松江の街がよく見える綺麗な城なのだけど…そこまでインパクト無し。

代わりではないが、その脇にある興雲閣が非常によかった。

浪漫あふるる洋館というだけでも私好み。

開催しされていた展示会「松江の教育 −江戸から明治へ−」で『解体新書』を見ることができて吃驚した。

昼前、松江。松江城を後にして、小泉八雲記念館武家屋敷と回る。(松江城と3つセットの入場券使用)そして、少し昼には早いが蕎麦屋へ。昨日食べれなかった出雲蕎麦を食べる。…うーん、たれが甘すぎるのと麺がゆだりすぎなのと…ちょっとイマイチだったかな。

昼、松江駅

 この後は境港に行く予定。で、松江からは隠岐行きフェリーに連絡するための直通バスがあるが、これが一日2本。逃して電車利用となるとかなり遠回りなので何とか乗りたい。蕎麦食い終わった時点で 12時直前、間に合うか微妙だったのですが街中をダッシュ。なんとか乗り込みました。
 境港へは中海の北岸の道路を通っていったのですが、道中の土を見るとこれが真っ赤。関東ローム層みたい。火山層なのかな?
午後、境港。 雨の中、到着。まずは隠岐行きのフェリーを見る。今回はスケジュール的に乗れないけど。

 海を見るとテンションが上がるタイプなので海岸を目指して歩き始めたが、雨と風がひどくて断念。(写真は停泊していた巡視船。不審船探し、がんばってください)

 ふと街を見渡すと…どこもかしこも鬼太郎だらけ。言うまでもないけど、ここは水木しげるの出身地。おりしも「ゲゲゲの女房」の連ドラ化でスポットを浴びている街。


 街を歩いていると水木しげるロードに到達。さらに歩いて水木しげる記念館へ。あまり水木しげるの漫画は読んだことがなかったのだけど、今じっくり読むと絵も巧いしストーリー展開が面白い。またそれ以上に本人の人生が紆余曲折でドラマティックだ。その魅力をこの記念館は十分に表現していて感心した。
 さらに駅まで戻る途中、昨日の居酒屋で旨い!と思った千代むすびの酒蔵を発見。自分用に酒を購入。

夕方、境港から米子へ。 米子にアニメイトがあるというので、当日発売の漫画を買いに行ったのだが置いていなかった。地方で発売日が遅れる、というのをしばらく経験していなかったのでショック。
夜、鳥取

 一度宿にチェックインしてから夕食のために街へ。明日は港で魚を喰う予定なので今日は肉系にしたい。が、一人で肉ってなかなか食べにくい…。 結局間を取って、居酒屋で鳥取名物らしいホルそば(ホルモン入り焼きそば)を食う。想像できる味だけど結構おいしかった。

■宿に帰って寝る。さぁ、明日は最終日だ。